MOG-GAP システム
MOG-GAPシステムは、ITと農家の集合知を活用し、コンサル機能をもった“農家生まれの”GAP認証取得支援システムです。
利用者同士の協力と知見の共有で、外部コンサルタントに頼らないGAPエコシステム(GAP共創システム)を目指します。
※MOG(エムオージー)とは、ミヤモトオレンジガーデンの略になります。
こんな方におすすめです
とにかく GLOBAL GAP、ASIA GAPを…
15)外部コンサルティングを使わず認証取得したい方
16)スマホ入力など便利で手軽な機能を使いたい方
17)GAP認証取得をするかどうかは迷っているが、まずはGAPに挑戦してみたい方、GAPを試してみたい方
18)補助金を利用せずに認証取得したい方。補助金が終わっても継続して取り組むつもりの方。
農業法人が開発したユーザー目線の「GAP認証取得支援システム」です!
MOG-GAPシステムの特徴
● 徹底的な農家目線で、現場の使いやすさにこだわりました。
● GAPの本質的理解を支援しながら、重複作業を徹底的に効率化しました。
● ITを活用することでペーパーレスと圧倒的なコストカットを実現しました。
● システム利用開始から最短3ヶ月の認証取得を目指します。
● GAP審査員にシステムの画面を見せながら審査を受けることで、審査がスムーズに進行できます。
● すべての農家の自律的なGAP認証取得への取り組みを支援します。
当システムを利用した際のGAP認証取得の流れ
当システムの利用以外は「GAP審査会社への申し込み」だけでOK!
MOG-GAPシステムでできること
作業記録・農薬や肥料の使用記録の蓄積
業務日報は日々の栽培日誌としての記録に加え、栽培以外の仕事内容を時間単位で記録。勤怠管理はタイムカードとして活用できます。
定期的に管理が必要な業務や農薬使用前後の記録などにはアラームで忘れずに記載するようにお知らせします。
GAP項目に対応した帳票の整備
リスク評価、圃場や倉庫などの情報をまとめたり、衛生管理ルールや農薬・肥料使用記録、機械整備記録など、GAPに必要な帳票を準備できます。
参考フォーマットを添付しているため、それぞれの農場に合わせて修正・カスタマイズしてご利用いただけます。
ペーパーレスでデータを蓄積・集計
蓄積されたデータをPCはもちろん、スマホやタブレット端末で参照できるため、内部監査もペーパーレスで実施可能。
また、監査内容と是正が必要な項目を記録して対策がスムーズに完了するよう支援します。
マニュアル整備
作業単位などそれぞれの農業に合わせたマニュアルを作るためのフォーマットになります。
現場整備
監査の対象物(倉庫等)を撮影した写真をシステムに保存できます。
※参考として当社の写真を添付しています。
トレサビリティの実現
収穫から出庫までをロット番号管理することにより、流通過程の追跡確認が可能です。
システム画面の例
・勤怠管理・業務日報の入力手順
お申し込みから利用開始までの流れ
費用
1)定価
初期登録料 | 3万円/初回のみ |
システム利用料 | 初年度:1万円/月(12万円/年)・・・利用者:1アカウント込み ※2年目以降:5千円/月(6万円/年)・・・50%OFF! |
利用者追加 (+1アカウント) |
初年度:5千円/月(6万円/年) ※2年目以降:3千円/月(3万6千円/年)・・・40%OFF! |
複数のアカウントを発行することで、入力内容の「確認」「承認」の作業を可視化できます。(入力内容に対して「確認」「承認」の作業が可能)
・例:担当者(生徒)が入力→管理者(先生)が確認→経営者(農場長)が承認するプロセス管理(ワークフロー)が可能になります。
※教育機関の利用は無料
GAPが農業界に広く浸透するために、農業高校・農業大学校・大学などの教育機関向けは
無償提供(※当社で費用負担)します。
※認証取得後は、他校や農家・農業法人・農協のGAP取得支援へご協力をお願いします。
2)お支払い方法
クレジットカード払い、自動口座引落し、請求書送付(お振込み)
支払い回数:年払い、月払い
※詳細はお問い合わせください
サポートサービス
1)メールでのご相談は無料で受け付けます! |
2)利用者のための質問掲示板で、先輩利用者が疑問・質問にお答えします! 利用者同士で認証取得支援・ノウハウの共有ができます。 わからないことや悩んでいることを皆で解決・協力し合い、知恵を共有・蓄積しています。 |
3)全ての入力項目に「入力例」「写真例」「Excelデータ例」を完備。 認証取得できた農業生産法人の記録をご参考いただけます。 |
4)スムーズにシステム利用開始できるよう、マスタ登録の一部を代行します。 (将来的には利用者だけで対応可能にしていきます) |
5)希望者にはGAP認証取得の基準となる「リスク評価フォーマット」を送付します(Excel)。 |
6)当システムを利用する教育機関にも、GAP取得についての利用者からの お問い合わせにご協力いただきます。(学校の負担にならない範囲で)
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ご利用にあたってのご留意点
当システムの開発者であるミヤモトオレンジガーデンは農業法人です。
あくまでも、同じGAPに取り組む農業仲間・GAPの同志の立場で一緒にGAPを学び、取り組んでいきたいと考えております。
・基本的に園地や事務所への訪問はしません。
・パソコンの操作は、インターネットやエクセルが多少使えることを前提としています。
・ご質問やお問い合わせは、基本的にはシステム内もしくはメールにて行います。
電話対応も可能ですが、過度に負担がかかる場合は別途ご請求いたします。
・システムの修正や追加は当社の判断で随時行います。
・個別でシステムの修正が必要な場合は、見積りの上で別途ご請求いたします。
・スマホ・モバイルの場合、電波が届かないところではご利用できません。
・農家自身が主体となって認証取得することを目指しているため、
コンサルタント・システム会社の方への支援は行いませんので、ご了承ください。
システム概要
- 2)GAP認証取得支援システム クラウドシステム
他社サービスとの比較
MOG-GAPシステムは、農業法人が開発したユーザー目線のGAP認証取得支援システムです。
GAP取得に特化しており、スピーディーな認証取得と安価なコストが特徴です。
※当システムは特許出願中です。
システム開発への想い
私たちミヤモトオレンジガーデンは、2014年の会社設立時よりGLOBAL GAP取得に取り組んで参りました。
また、平成29年度 未来につながる持続可能な農業推進コンクールGAPの部で中国四国農政局長賞を受賞しました。
リスクとは何か、衛生管理ルールとは何か…
代表取締役 宮本泰邦
利用者一覧
1)農業生産法人(株)ミヤモトオレンジガーデン :GLOBAL GAP, ASIA GAP みかん・かんきつ
2)愛媛県立川之石高等学校 :GLOBAL GAP 清見・ポンカン・不知火
3)愛媛県立南宇和高等学校 :GLOBAL GAP 河内晩柑・甘夏
4)愛媛県立農業大学校 :GLOBAL GAP 愛媛果試28号
南宇和高等学校のGLOBAL GAP審査の様子(提供:愛媛CATV)
利用者の声
(アンケート内容から抜粋)
※GGAP=GLOBAL GAP (以下同様)
MOG-GAPシステムへのお申し込み
GLOBALG.A.P.とは
GAP(適正な農業の実践)は、農場等の生産者が活用する農場管理の基準であり、持続的生産活動を実践する優良経営体の世界共通のキーワードです。
※GOOD(適正な)、AGRICULTURAL(農業の)、PRACTICES(実践)
生産者等が播種から栽培、収穫、選別、出荷のそれぞれの段階で目標を達成するために、農作業の点検項目を決めて取り組みます。その取り組み結果を検討し、次の農作業に活かしてまいります。
GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証
それを証明する国際基準の仕組みであり、世界120か国以上に普及し、事実上の国際標準となっています。GLOBALG.A.P.認証は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランド。取引先の信頼性向上、貴社の企業価値向上に貢献します。
※当システムはASIA GAPにも対応しています。
GAP導入のメリット
経営的視点
- 農業の見える化、標準化、マニュアル化が進む。社内ルールが整備されます。
- 審査前に(現在は日常業務で)社員同士で考える機会を得られます。
- 個人農業から農業法人経営への社員のレベルアップにつながります。
- 国際基準を取り入れることで、グローバルな意識が高まります。
- 農業経営におけるリスクを意識して、未然に事故・損失を防ぐことができます。
- プロセス認証なので、苗木からお客様が食べるところまで意識することになります。
- 畑、土壌、水、農薬、肥料、収穫、トレサビリティ、食品偽装など広い視点で経営を見ることができます。
- 今まであまり農家が気にしていなかった栽培技術以外の部分にスポットが当たります。
- 法律や当たり前のことに対する意識が向上します。
- 審査の度に自分達のレベルアップを実感できます。
- 短期的目線から中長期的な目線へ変化します。
- PDCAサイクルが農業経営の中に浸透していきます。
現場の視点
- 5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)を意識します。
- 農薬などの法律を意識できます。
- (社員は気付かないが自動的に)法律面等で社員のことを大切にされています。
- ルールやマニュアルが整備でき、管理体制が整います。
営業面
- 安全への取り組みを第三者が証明するため、取引先・消費者からの信頼性確保・優先的取引に結びつきます。
- 欧州では多くのスーパーマーケットがGLOBAL GAPを調達基準としているため、海外への販路の拡大が期待できます。
- 国内でも、イオン、コストコ、コカ・コーラなどが調達基準として採用しており今後拡大していきます。最近では国内の小売バイヤー・経営層の意識も高まり、付加価値として認められる流れになっています。
- 他社との差別化ができ、法人のお客様が安心して取引できる目安になります。
採用面
- 法人側としては、GAPの知識を得た人材を採用できる可能性が高まります。
- 教育機関側からも、GAPを取っている法人ならば安心して生徒を送り出せると期待されています。
社会的視点
- 食品安全・労働安全・環境保全・労働福祉を改善していきます。
- 持続可能な農業が地域に広がります。